食 事

蕎麦と食後のコーヒーと

RICOH GR DIGITAL Ⅱ

岐阜県御嵩町の里山に、どちらもポツンと建っている蕎麦屋とカフェ。中山道ハムの流れで気になっていたので、本降りの雨の中行っときました。

2504mcsc001

初めての訪問。週末ということもあってか、繁盛していました。でも店構えや内装の雰囲気は、ふた昔ほど前に流行った脱サラ蕎麦屋系のものです。(こういうとこって、近ごろではハズレも多いからなぁ~…)と待つことしばし、ようやく出てきたのはまったく印象に残らない、可もなく不可もなくの蕎麦と天ぷらでした。もしも小木曽製粉所の蕎麦が盛られて出てきたら、(おっ!?今日は前回よりもシャキッとした旨い蕎麦だゾ)と思ってしまいそうです。

 

2504mcsc002

こちらは二度目。パン屋さんのような、喫茶店のような、せっかくログハウスを建てたからと、ご夫婦がそれぞれの趣味の延長で営んでいるようなお店なのかな。サイフォンで淹れたコーヒーが出てきたので、次回は抽出風景を見物したいと思っていました。マスターに「写真撮ってもいいですか?」とお願いして、カウンター席でガン見。あんなふうにポコポコって…う~ん面白いなぁ~。コーヒーの味はよくわからない人間ですが、ここのコーヒーはおいしいなと感じます。ついさっき食べたばかりの蕎麦と天ぷらのことなどすっかり忘れていました。

ここはまたいつか、ツーリング途中に寄ってみようと思います。近くには中山道ハムやマリオ爺さんのたこ焼き屋もあるし。あの蕎麦は…もういいかな。

|

錦城の担々麺

RICOH GRⅢx

2504ktm001

最初は(そんなに辛くないな)と思っていても、食べ進めているうちにじんわりくる辛さ。(前回はいつ食べたっけ?)が思い出せないくらいのおひさでしたが、実はかなり好きなラーメンです。胡麻のおいしさがたまりません。

|

うまかっちゃん 濃厚新味

RICOH GR DIGITAL Ⅱ

2504asku

福岡でヨッシーと呑んだ際にも「九州でインスタントラーメンと言ったら、そりぁもぉー『うまかっちゃん』ですよ!」なんて話を聞かされたわけですが、ここ愛知のスーパーではなかなか売っていないので、見かけたら即買いしています。

そんなある日、スーパーで見つけたのが『特製細カタ麺 濃厚新味』。これって地元九州の人にはウケるのかもしれませんが、私のような素人はノーマルのほうが食べやすいです。小さな調味オイルから大いに香り立つあのケモノ臭は、ちょっとムリ。「何言ってんの!?これこそがザ・豚骨ラーメンでしょ!!」って、どうか責めないでいただきたい。

|

鷹取醤油に寄ってみたら

RICOH GRⅢx

2504ojsk_107

倉敷の『ほしや食堂』で撮ったガラス醤油さしの写真を頼りに、あのおいしい醤油の製造元がある備前市へ。調べてみると、岡山駅から国道2号を東に走れば辿り着くとわかり、せっかくなので立ち寄ってみることにしました。こじんまりとした工場のような店を想像して訪れてみたら、旧山陽道沿いに1905年から店を構える、風格ある佇まいの老舗醤油屋『鷹取醤油・燕来庵(えんらいあん)』なのでした。

2504ojsk_110

2504ojsk_108tile

2504ojsk_102

まさしくこの醤油さしだったのですが、試飲してみても「ズバリこれ!!」というものが見つかりません。昨夜のアレは、ほのかに甘味がくる、とてもおいしい醤油だったのです。お店の方にも相談して倉敷で撮った写真も見てもらい、商品の納品リストを調べてもらったりもしたのですが、「確かにウチの醤油ですね。でも、もしかしたら独自のブレンドをしているかも」ということで、最も味が近いと感じた醤油【ふしいち桐】と、ブレンド用のだしつゆ【本かえし】を購入してみることにしました。

2504ojsk_119

2504ojsk_113

『燕来庵』の名のとおり、店内には無数のツバメの巣があり、まさに今、ツバメたちがはるばる旅をして帰ってきたところでした。頭上すれすれを飛び回るかわいい姿がツバメ好きにはたまらない、歴史のある醤油屋さんでした。店内ではしょうゆソフトも販売していますし、バウムクーヘンやポテトチップス、ドレッシングなども製造販売されている醤油屋さんでしたから、岡山観光のお土産スポット&立ち寄り先としてもオススメです。

さて、これにて岡山県の城めぐり旅は終了です。ツバメを見習って愛知県に帰りましょう。そうそう、ひとつ気になっていたことを調べてみました。それは「備中・備前と来たけど、備後はどこ?」という疑問。備後は広島県側のエリアなのですね。ちなみに漢字の読みは「びんご」でした。

|

岡山城

RICOH GRⅢx

倉敷のホテルを出発し、ガソリン補給しつつ東へ走って訪れたのは岡山城備中松山城ほどの熱量は無いのですが、倉敷からも近いしせっかくだし、ここでスルーしたらたぶん死ぬまで行かないだろうと思い、立ち寄っとくことにしました。ちなみに、城めぐり熱量を下げてしまう原因は鉄筋コンクリート造りだから…ではなく、歴代城主のなかに宇喜多池田と名を連ねて、「戦国時代の有名な裏切り者と云えば…」のあの小早川秀秋がいるからです。

まずはその前に腹ごしらえを。【岡山 ご当地グルメ】で検索してみても「おぉ~!!コレ、聞いたことあるぞ」というモノがまったく出てこないのですが、かろうじて気になったのがデミかつ丼。デミグラスソースをかけたカツ丼ということでしょうか。どうせなら発祥の店で食べようと岡山市内の『野村』に行きましたが、開店時刻ジャストに到着してみると、店の前には誰もいません。(意外と知られていないんだな…)なんて思いながら呑気に店内に入ったら、実はもうすでに満席寸前、なんとか残りひとつのテーブルに座ることができました。注文したのは、それぞれが小さめの丼で提供される孫バージョンデミかつノーマル卵とじのコラボ。小鉢ではなくそれなりに大きめのどんぶりでしたが、それにしてもやや高額です。そして肝心のお味のほうは、ふぅ~~ん…??なのでした。大半が県外からの観光客だと思うのですが、高揚感あふれる「おいしいね!」なんて会話も聞こえてこないし、みな黙々と食べて店を出ていきます。静まり返った店内がちょっと不気味でした。まぁ~、ご当地モノ話のネタとして食べたと思えば…ですね。それでも食べ終えて表に出てみたら、店の前にはなかなかの行列が出来ていました。

2504ojsk_29


烏城(金烏城)

2504ojsk_2

2504ojsk_3

その黒い外観から烏城(うじょう)、または金箔の装飾が黒色に映えるさまから、金烏城(きんうじょう)とも呼ばれる平城、岡山城。見た目は同じブラックシルエットの松本城よりも豪華で煌びやかですが、あちらは今も懸命に保守修繕されている国宝現存天守。コンクリート天守と比べてはなりませぬ。

さて。内堀目安橋で渡って本丸へと進んでいくと、いきなり正面には巨大な石垣が。おかげでテンションが上がります。


石垣群

2504ojsk_4

2504ojsk_25

2504ojsk_27

不明門(あかずのもん)石垣の下敷きとなっている巨岩や、発掘調査によって地中から現れた石垣も有名ですし、また、完成度が異なる隅角部算木積や、野面積から打込接へと工法が変わっていく宇喜多~小早川~池田時代の変遷なども面白い石垣群です。

2504ojsk_6


天守の礎石

2504ojsk_9

コンクリート復元工事の際に、レイアウトを保ったまま本段内で移設された礎石名古屋城礎石の上ではこどもがケンケンパーして遊んでいましたが、ここの礎石も、何人もの観光客が弁当を食べる椅子&テーブルの代わりに使っていました。『全国コンクリート天守あるある』なのかもしれません。


不等辺五角形

2504ojsk_24

岡山城で有名なのが、石垣鈍角(しのぎずみ)。山の形をそのまま利用する山城ではよく見られる形ですが、なぜ平城石垣直角にせずこのような形にしたのか、理由はわかりませんでした。


不明門

2504ojsk_5

2504ojsk_7

2504ojsk_10

跡地のままの鉄門(くろがねもん)から昭和に復元された不明門(あかずのもん)へと進むと、正面には現存らしき六十一雁木上門(ろくじゅういちがんぎうえもん)天守礎石が。そして、本段左手を見上げれば天守です。


廊下門と月見櫓

2504ojsk_19

2504ojsk_20

1966年コンクリート復元の廊下門。上に載せられた廊下は城主専用の通路となっていて、この門の内側部分が表書院泉水のあった中庭、中の段です。

2504ojsk_16

2504ojsk_22

2504ojsk_17

中段の隅櫓であり、廊下門の脇にある、現存の重要文化財月見櫓。外側には石落としを備えた唐破風があり、櫓へと続く土塀を内側から見ると、外からはわかりにくい狭間礎石との境界部分にいくつも設けられています。


六十一雁木上門

2504ojsk_26

天守台石垣鈍角を眺めながら川沿いを下の段の方向に歩いていくと、本段礎石近くにあった六十一雁木上門を見ることができます。この階段が昔は61段もあった…ということらしいのですが、門自体は1966年に木造復元されたものです。


天守と塩蔵(付櫓)

2504ojsk_8

2504ojsk_12

2504ojsk_13

2504ojsk_21

2504ojsk_14

2504ojsk_11

2504ojsk_15

2504ojsk_23

1966年にコンクリート再建された天守。空襲を受けたときの焼け跡が残る部分と再建時に新たに積まれた部分で、天守台の石垣の色がくっきりと異なっていることがよくわかります。こちらから見上げると付櫓の塩蔵も黒色なので、天守の黒くてナローな鈍角シルエットが強調されてなかなかセクシーです。


日本の城と、日本の桜

2504ojsk_28

ここでソロの外国人観光客が、私よりも熱心にシャッターを切っていました。もっとも彼は自撮り棒&スマホのスタイルでしたから、リアルタイムで母国にSNS発信しているのかも。家族も一緒に楽しめるし安心でしょうね。

庭園には興味が湧かないので、すぐ隣りにある有名な後楽園はパス。また、重要文化財西之丸西手櫓は本丸西方400mの市街地にあるらしいのですが、その存在自体をこのとき知らなかったので、街ブラ中に立ち寄ることはできませんでした。

2504ojsk

城めぐりを終えたら、土産物を買うために岡山市内を徒歩でウロウロ。その途中で出会ったのは、黄色い路面電車と、黄色の旗が目印『キムラヤ』のバナナクリームロールパン。これは「どぉーせよくありがちなパサパサの菓子パンでしょ?」と侮っていたのに、とってもおいしかったです。


土産メモ

2504ojsk_117

2504ojsk_118

ウチの猫にも土産を。そして日本三大まんじゅうは、もちろん柏屋薄皮饅頭の圧勝です。

|

倉敷美観地区

RICOH GRⅢx

二度目の倉敷美観地区。前回はWを路地裏に停めて、小舟が浮かぶ優雅な川沿いの風景を眺めて離れましたが、今回、夜間のライトアップがあると知り、倉敷駅前に宿泊してみました。

2504okbk_12

2504okbk_10

ホテルに到着したら荷物を部屋に放り込み、すかさず街ブラに出ます。(んっ?銭湯??そそられるなぁ~)などと思いつつも、なにしろ今日一日、備中松山城から始まってジーンズストリートまでずっと歩きっぱなしでしたので、とりあえずどこかで一杯!…というか「とにかくどっかでゆっくり座りたいゾ」なのです。

2504okbk_9

午後5時。まずはサッポロ赤星がある居酒屋『9494』で、金太芋なるモノを。(なんだろう??)と思いつつ注文。出されたのは、チーズ入りのおいしいコロッケでした。サクッと呑んで食べたら店を出ます。

2504okbk_14

2504okbk_11

軽い散歩がてらの距離感で、美観地区に到着。(そぉーそぉー、このオート三輪の近くに単車停めたわ)と、2年前の記憶はすぐに蘇りましたが、改めてブラブラしてみると路地がたくさんあって、この美観地区がとても広いことにようやく気づきました。前回は昼間、今回は午後5時過ぎ。営業している店も少なくて、倉敷デニムストリートも閉まっていました。ちなみに、デニムストリートは単なるお土産屋さんですので、ジーンズファンならここではなく児島ジーンズストリートを目指すべきです。

2504okbk_15

2504okbk_13

2504okbk_16

2504okbk_17

2504okbk_18

ライトアップとは言っても、ずいぶん控えめで風流な感じです。夕暮れどきからあたりがすっかり暗くなるまでの時間、ちょっと花冷えのなかをのんびりと散歩しながら、柳並木なまこ壁蔵屋敷の立ち並ぶ倉敷美観地区の風景を堪能できました。昼間は修学旅行生とかインバウンドでごった返していますが、立ち並ぶ店がまだかろうじて営業しているくらいの夕刻から訪れれば、徐々に静かな街並みに変わっていくので過ごしやすいかもしれません。

2504okbk_19

美観地区から倉敷駅まで散歩したら(おっ!?バーガーキングあるぢゃん!!食っちゃおうかなぁ~…)をグッと我慢しつつ、もう一軒くらい居酒屋を試してみようと思い立ち寄ったのが、『ほしや食堂』。近ごろはインバウンド客のせいなのか、どこに行っても「ご予約ですか?あっ、違います?もう満席なんですよぉ~、ごめんなさい」をホント頻繁に食らうのですが、ここ倉敷では旅の飛び込み客を二軒とも受け入れてくれました。感謝感謝です。

2504okbk_21

この『ほしや食堂』さん。自らミツカン酢(!)で割るポン酢サワーとか、面白いメニューがありまして。出汁巻玉子は最後におでんの出汁をサッとかけてくれてウマいし、豚バラれたす巻きもおかわりしたくなるくらいおいしいし、刺身に至っては苦手とするホタテすら美味。アタリの店でした。

2504okbk_20

そんなおいしい刺身とともに目の前に現れたのがこの醤油なのですが、これが全国を旅していても出会った記憶のない、少し甘味のある「ナニ、これ?おいしいこの醤油!!」だったので、思わず写真を撮りました。備前岡山 伏市 鷹取醤油??? 気になるわぁ~、この醤油。

|

備中松山城

RICOH GRⅢx

平日の早朝にもかかわらずSAやPAが賑わう高速道路をひた走り、岡山県の山奥にあって「日本一高い山城」と謳われる備中松山城に行っときました。ややこしいことに四国にも松山城があり、秀吉の水攻めで有名な備中高松城ともついつい混同しがちな、しかし現存12天守であり、そのなかで唯一の山城です。

大袈裟なことを言えば生まれたときから岐阜金華山小牧山を眺めているせいか、山城というのは山の上に天守だけが建っているポツンと一軒家的なモノだとばかり思い込んでいましたから、こうして改めて勉強しながら明知城小牧山城苗木城岩村城と巡ってみて、とんでもない勘違いをしていたなと思い知りました。でもこれって、中部地方で生まれ育った城めぐり初心者あるあるなのかもしれません。もっとも、名古屋近郊の城が全て鉄筋コンクリート製天守だからといって、さすがに「えっ!?城ってコンクリートで出来てたんぢゃないの??」と言う人はいないと思いますけど。そんなこんなで本日の現存天守山城めぐりは、とても貴重な体験なのです。


鞴峠~太鼓の丸

2504kbmbtile

標高487mの臥牛山(がぎゅうざん)山腹に築かれた城郭に登ります。クルマや単車は城見橋公園に停めてシャトルバスで鞴(ふいご)峠まで、もしくは直接鞴峠の駐車場まで。基本的に週末はシャトルバス利用ですが、平日でも来場者が多ければ狭い鞴峠の駐車場はたちまち満車です。と言うことで、私がでかけた平日も鞴峠までクルマで行く予定だったのですが、混雑するということでシャトルバスでの往復となりました。ちなみに鞴峠までの山道はすれ違いが困難なクネクネ狭路ですから、素直にシャトルバスに乗り換えたほうが無難だなと思いました。ここからの山歩きはちょっとしんどいのですが、岩村城ほどのひどい息切れはありません。


大手門

2504kbmb_3

登っていくとまず目の前に現れるのは、こちらにせまってくるような威圧感の大手門。高さ10m以上の巨大な岩の上に築かれた石垣を見上げて、思わず「おぉ~~!!」と声をあげてしまいました。


三の平櫓東土塀

2504kbmb_6

2504kbmb_7tile

2504kbmb_13tile

重要文化財三の平櫓東土塀(さんのひらやぐらひがしどべい)は、厩曲輪土塀とともに一部現存のもの。繋げた復元部分との違いは、壁の段差で確認することができます。


石垣群

2504kbmb_8

2504kbmb_12tile

2504kbmb_70tile

2504kbmb_61

2504kbmb_72

2504kbmb_69

2504kbmb_55

とにかく圧巻なのが、岩盤を取り込むように積まれた野面積打込接石垣。見上げては「すごっ!」、見下ろしては「すげぇ~!」の繰り返しでした。敵が急峻な山道を攻め登ってきても、高い位置にある土塀狭間から丸見えだったことでしょう。


天 守

2504kbmb_16

二の丸に上がると、正面に復元された五の平櫓と、二層二階で高さ11mの重要文化財天守が現れます。入場料500円は、石段を上がった本丸南御門で。

2504kbmb_26tile

2504kbmb_33tile

急勾配で直角に折り曲げた踊り場が、天守内最後の防御となる階段。足を滑らせて落ちないよう、角部に滑り止め加工が施されています。外からは見えにくく中からはよく見えるという連子窓(武者窓)や、天守内ではなかなか見かけない大広間の囲炉裏、一段高く設けられた城主専用ルーム装束の間(しょうぞくのま)も、この城の特徴です。

2504kbmb_34

2504kbmb_46tile

2504kbmb_39

神棚が最上階の屋根裏高く祀られている城はよく見かけますが、この城は狭い階段を登った先の二階正面に、この御社壇かなり珍しい眺めです。

2504kbmb_20

現存12天守のなかで最もコンパクトサイズと言われる天守の外観をグルリと見て回れば、黒い縦板張り白漆喰壁や屋根と一体化した唐破風石落としなどを見上げることができます。後ろには二重櫓がひかえています。


二重櫓と本丸東御門・腕木御門

 

2504kbmb_62

2504kbmb_58tile

2504kbmb_53tile

天守の裏手へと進んでいくと、「これで崩れてこないわけ??」と心配したくなる、重要文化財二重櫓が現れます。基本、下から見上げるのが山城の風景ですが、ここ後曲輪の上に立って、真横に奥行きを眺める二重櫓天守山城ビューは必見です。


猫城主さんじゅーろー

2504kbmb_21

休憩中とのことで残念ながらお目通りは叶いませんでしたが、城主のさんじゅーろー殿。元々は城に住みついた迷い猫で、元の飼い主に改めて別れを告げたのち、正式に城主となられたそうです。かわいい顔してます。

2504kbmb_68

来てよかったです、備中松山城。あまりにも夢中になりすぎて、大手門の高い石垣の上で後ずさりしながら写真を撮っていたら危うく転落するところでした。滝めぐりもそうなんですけど、山城もカメラのモニターにばかり気を取られていると「落ちたら死ぬ」恐れがあります。

 

現存12天守は、残り四城(丸岡・丸亀・伊予松山・宇和島)。行けそうなら今年中に…と考えています。また、日本三大山城は残すところ奈良の高取城だけですが、こちらは…たぶん行かないッス。


下山後の昼メシに

2504kbmb_79tile

2504kbmb_81

麓に下りて、すぐ近くで昼メシを。ナポリピッツァ専門店『澪』。とってもおいしいピザですが、大きくて腹パンでした。

さて、腹ごしらえを済ませたら、岡山県の山奥から瀬戸内の海沿いまで走ります。2年ぶりのアソコです。

|

名古屋城 ②&中華そば 万楽

RICOH GRⅢx

空襲で天守ともども焼けてしまった徳川御三家・尾張藩主の住居兼政庁、名古屋城の本丸御殿。2018年、忠実復元で公開が始まりました。誤解されがちですが、例外を除いてお殿様が寝起きする場所は本丸や二の丸に築かれた御殿。天守は、いくさ櫓の発展形で戦闘用の建物です。でも、名古屋城の本丸御殿では実際に藩主が寝起きしていたのはほんのわずかな期間で、あとはもっぱら将軍が江戸からやって来た際のお泊り所として使われ、日頃は無人の建物を藩士が厳重警備&お掃除していたようです。

入り口手前で係員から見学の際の注意事項を聞き、並んでいた順にいざ入ってみると、「御殿は上を見よう!」ですね。欄間や飾り金具、天井絵に施された『豪勢な美』がスゴイ。この御殿の再建に携わった職人さんたちは、さぞかし楽しかったことでしょう。前回訪れた城が狭小な岩場の上の苗木城跡でした。同じ大名とはいえ、尾張徳川と美濃一万石の格の違いは圧倒的すぎます。「絢爛豪華」という言葉の意味を知ることのできる建物でした(苗木城も眺めは最高でしたけど)。全国的にも、本丸の御殿が現存もしくは再建されている城は数少なく貴重な存在。これで天守が木造復元だったらもう、無敵なのに…名古屋城ったら。

2503nmn_10

2503nmn_26

2503nmn_22

2503nmn_21

2503nmn_20

2503nmn_24

2503nmn_23

2503nmn_18

2503nmn_19

2503nmn_16

2503nmn_17

2503nmn_15

2503nmn_25

2503nmn_34

テレビ等で御殿完成のニュースを観ていてもなかなか行く気にならなかったのですが、7年も経ってからようやく堪能しました。週末ともなれば今でも大行列でしょう。観覧料500円でこの御殿見学もできるのは、ちょいとサービスし過ぎではないかと。観覧料を2,000円くらいにして、問題となっている天守復元用木材の保管料の足しにでもすればいいのに…と思いました。


2503nmn_39

午後1時半ならさすがに並んでないでしょ?ということで、帰りに西区の『中華そば 万楽』へ。このご時世に、未だラーメン一杯600円。ホント「ありがとう」です。

|

伏見新京で呑む

RICOH GR DIGITAL Ⅱ

2503fskmk_3

2503fskmk_7

痛風疑惑の晴れた(?)大酒呑みデッシーおすすめの『新京名古屋伏見店』で、名西カワサキのてんちょうさんとともに飲み会を。伏見の新京は初めてです。途中でタバコを吸うためにてんちょうさんと中座しましたが、カウンター席のラーメンどんぶりを見て(ラーメンだけ食べる人もいるんだ…)と大いなる勘違いをするくらい、他の『新京』とは違う、まるで居酒屋の雰囲気でした。

「今年はぜひ、W5台でツーリングに行きたい!」とお願いしましたが、なんとNaokiがWを手放していたことが判明。「ナニナニ?なさかRSぢゃないだろうね?」と尋ねたら、そのZ900RSでした。言わなかったけど、たぶん、すぐ飽きると思う。

ということでW揃い踏みは叶いませんが、あとはてんちょうさんのW650復活待ち&S井さんの車検待ちとなりますので、おふたりともよろしくお願いします。『伏見新京』はさすが旗艦店と名乗るだけあってクオリティーが高く、ベトコンもゲソカラもとてもおいしいです。『新京』の比較話で盛り上がりましたが、各店の微妙な味の差についてはみんなの意見が一致していたので、やっぱり『新京』は小牧店か伏見店で食べるのがイチバンかなと感じました。また、『伏見ミリオン座』で映画がてらに訪れたいと思います。「ベトコンはあとから!映画が先!」ぢゃないと迷惑でしょうけどね。

|

ホワイト餃子 植田店

RICOH GR DIGITAL Ⅱ

2503tuwg

いつ以来なのか思い出せぬままに、ときどき無性に食べたくなるシリーズの『ホワイト餃子』。開店30分前に到着しましたが、すでに何組か待っていました。

2503tuwg_2

初めて頼む、サラダ。これでもかとドバドバかけられたドレッシングが腹を襲います。ライスもふんわりとではなくギュンギュンに盛られてきますし、スープもデカ盛り。ですから、肝心のホワイト餃子を食べ進むころにはすでに腹パンです。毎回、この繰り返しのような気もしますが、店を出てクルマに乗り込むころにはもう(とうぶん食べたくない)という気持ちがフツフツと。苦しくて吐きそう。サラダは要らんな、うん。

2503tuwg_3

県外ナンバーのクルマも多数。中川区の黄金(こがね)はあんな感じになってしまいましたし、あとは周辺と言っても静岡市や金沢市、はたまた長浜市。どこを選んでも遠距離です。最寄りと呼べるのは唯一、植田店のみ。どこか近場に新しい店ができたらうれしいのですが。

|

より以前の記事一覧