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鷹取醤油に寄ってみたら

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倉敷の『ほしや食堂』で撮ったガラス醤油さしの写真を頼りに、あのおいしい醤油の製造元がある備前市へ。調べてみると、岡山駅から国道2号を東に走れば辿り着くとわかり、せっかくなので立ち寄ってみることにしました。こじんまりとした工場のような店を想像して訪れてみたら、旧山陽道沿いに1905年から店を構える、風格ある佇まいの老舗醤油屋『鷹取醤油・燕来庵(えんらいあん)』なのでした。

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まさしくこの醤油さしだったのですが、試飲してみても「ズバリこれ!!」というものが見つかりません。昨夜のアレは、ほのかに甘味がくる、とてもおいしい醤油だったのです。お店の方にも相談して倉敷で撮った写真も見てもらい、商品の納品リストを調べてもらったりもしたのですが、「確かにウチの醤油ですね。でも、もしかしたら独自のブレンドをしているかも」ということで、最も味が近いと感じた醤油【ふしいち桐】と、ブレンド用のだしつゆ【本かえし】を購入してみることにしました。

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『燕来庵』の名のとおり、店内には無数のツバメの巣があり、まさに今、ツバメたちがはるばる旅をして帰ってきたところでした。頭上すれすれを飛び回るかわいい姿がツバメ好きにはたまらない、歴史のある醤油屋さんでした。店内ではしょうゆソフトも販売していますし、バウムクーヘンやポテトチップス、ドレッシングなども製造販売されている醤油屋さんでしたから、岡山観光のお土産スポット&立ち寄り先としてもオススメです。

さて、これにて岡山県の城めぐり旅は終了です。ツバメを見習って愛知県に帰りましょう。そうそう、ひとつ気になっていたことを調べてみました。それは「備中・備前と来たけど、備後はどこ?」という疑問。備後は広島県側のエリアなのですね。ちなみに漢字の読みは「びんご」でした。

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