酷暑の東北ツーvol.1
ナベちゃんと、朝4時半に恵那SA集合。裏磐梯まで走り、東京から北上してくるコーセーと合流します。朝は途中のSAで朝定食…ふうなライスと生卵と漬物。これではちと寂しいので、ナベちゃんがコンビニでハッシュドポテトを追加してくれました。
いつものように豊田飯山インターで降り、ここから十日町を抜けて魚沼市までは我慢の時間です。とにかく暑いので、用意したスポーツドリンクもあっという間になくなります。例のへぎ蕎麦の店は大繁盛しておりました。二度と行きませんけどね。
これまたいつものように、六十里越えで福島県入り。今回はどうしても確かめたかったことが。只見でキャンプしたときに食べたソースカツ丼が忘れられず、只見はもちろん、会津若松や柳津などで食べ歩いてみたのですが、とうとう同じ味には出会うことができず。只見であの店を捜すも移転したのか廃業したのかわからず、情報もネット上では見つかりません。そんな、只見の役場横にあった『山六食堂』のことを、今回は当時お店があった場所に新しく建っていた『観光まちづくり協会』に立ち寄って訊いてみることにしました。そしたらなんと、そこにいた女性が「それはウチがやっていた店です」と。驚きつつ尋ねるとすでに廃業されたとのこと。「あちこちで食べ歩いても同じ味に出会うことができません。只見であの味つけのソースカツ丼の店は他にありませんか」との問いにも「ないですね」と。あぁ~、ものすこくショックです。
諦めて、さらに進んだ先の道の駅で高遠蕎麦を。辛味の効いた大根おろしで食べる蕎麦は猛暑にピッタリでした。店内は見事なソーシャルディスタンス。授業を受ける教室のように、客はみな同じ壁を向いてテーブル席に座っています。
会津若松にある、個人的にはビミョーなランドマークを真横に見上げながら本日2回目の給油を済ませます。立ち寄った『道の駅ばんだい』からは磐梯山がキレイに見えました。快晴ですがとにかく暑いです。
ゴールドラインで裏磐梯を目指します。途中、猪苗代湖の向こうに整列するいくつもの積乱雲を眺めて、(どうかこっちに来ないで)と念じます。
キャンプ場でコーセーとも無事に合流できましたが、ここで問題発生。とにかく暑いのでテントを張ってから風呂に走りたかったのに、どこもコロナ対策で時短営業中とのこと。キャンプ場のシャワーまで時短ですと言われてしまいました。慌ててギリギリセーフの風呂に走り、結局また汗をかきながらのテント設営なのでした。
1540円だったかな、ここのキャンプ場。ゴミの回収もしてくれるし、バイクでのキャンパーにはとってもありがたいのですが、難点はとにかく虫が多いこと。全員、結構やられました。美瑛のキャンプ場でブヨに頭皮をボコボコにされたことを思い出し、防虫スプレーを頭に(効かないですけど、ブヨには)。さらに、そんなに冷え込んでいないにも関わらず、なぜか異常なまでの結露。フライの裏側まで「雨天でもここまで濡れないでしょ」というくらいベタベタになりましたが、幸いなことに雨には降られず、満天の星空を眺めることができました。そして、コーセーが猪苗代で買ってきてくれた『おかずや』のスタミナかつはとっても美味。本日は夜中の2時半起床で裏磐梯まで走りましたので、ビールを飲んだら即沈でした。
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